Accessの検索機能についてお探しですね。
広告
Accessで目的のデータをサクッと見つける!検索とフィルターの便利ワザ
Accessでデータベースを使い始めたころは快適だったのに、データが数千件、数万件と増えてくると「あのデータどこだっけ?」と探すのに時間がかかるようになってきますよね。
お客さんからの問い合わせに答えたり、在庫を確認したりするとき、画面をスクロールしながら探すのは大変ですし、見逃してしまう心配もあります。
実はAccessには、たくさんのデータの中から欲しい情報を一瞬で見つけられる「検索機能」と「フィルター機能」が最初から付いています。
難しい設定は不要で、テーブルやフォームを開いたらすぐ使えるのが便利なポイントです。
この記事では、Accessを使い始めた人からもう少し使い慣れてきた人まで、毎日の作業がグッと楽になる検索とフィルターの使い方をわかりやすく紹介します。
1. まずはこれ!「検索」機能の基本をマスターしよう
Excelでおなじみの「検索」機能ですが、Accessでは少しクセがあります。
このクセを知らないと「確かにあるはずなのに見つからない!」なんてことになってしまいます。
まずは基本の「検索と置換」画面の使い方と、スムーズに検索するコツを覚えましょう。
基本の操作は簡単で、キーボードの「Ctrl + F」を押すだけ。
検索の画面が開きます。
ここで大事なのが「探す場所」の設定です。
Accessの検索は、初期設定だと「今カーソルがある列だけ」を探します。
たとえば「顧客名」を探したいのに、カーソルが「ID」の列にあると、いくら検索しても見つかりません。
検索する前に、探したい列をクリックしておくか、検索画面の「探す場所」を「現在のドキュメント」に変えて、テーブル全体を対象にしましょう。
この「カーソルの位置」を気にするだけで、検索の失敗がかなり減りますよ。
もう一つ大事なのが「一致する部分」の設定です。
初期設定では「フィールド全体」になっていることが多く、これだとセルの中身と検索ワードが完全に一致しないと見つかりません。
たとえば「株式会社」を付けずに会社名の一部だけで探したいときは、この設定を「フィールドの一部」に変える必要があります。
毎回変えるのが面倒なら、Accessの設定から初期値を変更することもできます。
これらのポイントを押さえて、ショートカットキーと正しい設定を組み合わせれば、マウスをあまり使わずにサクサクとデータを探せるようになります。
2. 右クリックで簡単!「選択フィルター」でデータを絞り込もう
特定の条件に合うデータだけを画面に表示したいとき、検索よりも「フィルター機能」が便利です。
中でも一番手軽なのが「選択フィルター」。
画面に表示されているデータの一部を選んで、それを基準に絞り込む機能です。
Excelのオートフィルターに似ていますが、Accessでは右クリックを使うともっと素早く操作できます。
使い方はとってもシンプル。
絞り込みたい値が入っているセルを右クリックして、メニューから条件を選ぶだけです。
たとえば「担当者A」のデータだけを見たいなら、担当者Aと書かれたセルを右クリックして「選択対象: 担当者A」を選びます。
これだけで、あっという間に担当者Aのデータだけが表示されます。
逆に「担当者A以外」を見たいときも、同じメニューから「選択対象外」を選べばOKです。
わざわざキーボードで値を入力しなくても、目の前のデータをクリックするだけで条件を指定できるのが便利なんです。
日付データのフィルターも使いやすいですよ。
日付が入っている列でフィルターメニューを開くと「日付フィルター」という項目が出てきて、「今日」「明日」「今週」「来月」といった期間をワンクリックで指定できます。
仕事では「今月の売上だけ確認したい」なんてことがよくありますが、いちいち「2023/10/01 から 2023/10/31」なんて入力する必要はありません。
Accessが用意してくれている便利な選択肢を使えば、考える手を止めずにスムーズにデータを絞り込めます。
3. 複数の条件を組み合わせるなら「フォームフィルター」
「東京都のお客さん」で「売上が100万円以上」のように、複数の条件を組み合わせてデータを探したいときは「フォームフィルター」が便利です。
選択フィルターでも条件を重ねていけますが、複雑な条件や「AまたはB」といった指定をするときは、フォームフィルターの方が見やすくて使いやすいです。
リボンの「ホーム」タブにある「並べ替えとフィルター」グループから「詳細設定」を選んで、「フォームフィルター」をクリックすればモードが切り替わります。
フォームフィルターモードになると、画面が空っぽのフォーム(またはデータシート)のようになります。
ここで、条件を指定したい列に検索条件を入力します。
ドロップダウンリストから値を選ぶこともできるので、入力ミスの心配もありません。
「かつ」の条件(AND条件)なら、同じ画面の別の列に条件を追加します。
「または」の条件(OR条件)を設定したいときは、画面下の「または」タブをクリックして、別のページに条件を入力します。
これで「東京都のお客さん(ページ1)」または「神奈川県のお客さん(ページ2)」といった絞り込みができます。
条件の設定が終わったら、リボンの「フィルターの実行」ボタンを押せば、条件に合うデータだけが表示されます。
フォームフィルターの良いところは、設定した条件が見やすくて、後から修正したり使い回したりしやすい点です。
毎回同じような複雑な絞り込みをする必要があるけど、クエリを作るほどでもないし、選択フィルターだと手間がかかる…そんなときにぴったりです。
フィルターを解除したいときは、ツールバーの「フィルターの切り替え」ボタンを押すだけで、元の全件表示に戻せます。
4. ワイルドカードを使って検索の達人になろう
検索やフィルターをもっと便利に使うには「ワイルドカード」を覚えておくと良いです。
ワイルドカードというのは、どんな文字でもOKという意味の特殊な記号のこと。
よく使うのは、どんな文字列でもOKを表すアスタリスク(*)と、どんな1文字でもOKを表すクエスチョンマーク(?)です。
これらを検索ワードやフィルター条件に入れると、あいまいな情報からでもデータを探せるようになります。
たとえば、お客さんの名前の一部しか覚えていないとき、「*商事*」と入力して検索やフィルターをかければ、「〇〇商事」や「商事〇〇」など、前後にどんな文字が付いていても「商事」を含むデータがすべて見つかります。
また、郵便番号や電話番号の一部がわからないときも、「03-????-????」のように指定すれば、特定のパターンのデータを探し出せます。
このワイルドカードのテクニックは、検索機能だけでなく、フィルターの条件入力や、将来Accessのクエリ作成を学ぶときにも共通して使える、とても大事なスキルです。
実際の仕事でこれらの機能を使いこなすためのポイントをまとめておきますね。
* **特定の1件を探すなら「検索(Ctrl+F)」**:IDや電話番号など、ユニークな値でピンポイントに探すときに最適です。
* **特定のグループを一覧で見るなら「フィルター」**:特定の地域、カテゴリ、日付の範囲など、条件に合うデータをリストで見たいときに使います。
* **毎回使う条件は「クエリ」に保存**:毎日同じ条件でフィルターをかけているなら、その条件を「クエリ」として保存することを考えてみましょう。
Accessの標準機能である検索とフィルターは、使い始めは簡単ですが、実はとても奥が深くて便利な機能です。
これらを自然に使えるようになれば、データを探す時間がグッと短くなって、データの分析や活用といった、もっと大事な仕事に時間を使えるようになります。
まずは毎日の仕事の中で、今回紹介したショートカットや右クリック操作を積極的に試してみてください。
きっと「こんなに便利だったんだ!」と実感できるはずですよ。
広告
