Accessのラベル印刷の方法をお探しですね。
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年賀状やDMに便利!Accessで宛名ラベルを作ってPDFにする方法
お客さんの情報や住所録をAccessで管理している人なら、「年賀状やDMの宛名印刷もAccessでできたらいいのに」と思ったことがあるんじゃないでしょうか。
Wordの差し込み印刷を使う方法もありますが、データがたくさんある場合や、普段からAccessを使い慣れている人なら、Accessの「レポート機能」で直接ラベルを作った方が、わざわざデータを移す手間もなくて楽なんです。
しかも、作ったラベルをPDFファイルにしておけば、印刷ミスを防げるだけじゃなく、印刷屋さんに頼むときや他の人と共有するときもスムーズ。
この記事では、Accessの「宛名ラベルウィザード」を使った基本的な作り方から、実際に使えるレイアウトの調整方法、そしてPDF保存のやり方まで、順番に説明していきますね。
宛名ラベルを作る前の準備とAccessを使うメリット
Accessで宛名ラベルを作る一番のいいところは、管理しているデータをそのまま印刷に使えることです。
ExcelやWordに一度データを移す必要がないので、住所が変わったり新しい人が増えたりしても、Access側を更新するだけですぐに最新の状態で印刷できます。
特にお客さんが何千人もいる場合や、「東京都の人だけ」「先月買ってくれた人だけ」みたいに条件を絞って印刷したいときは、Accessのクエリ機能がとっても便利なんです。
作業を始める前に、まずは使う「ラベル用紙のメーカー名」と「型番」を確認しておきましょう。
エーワンやヒサゴ、コクヨといった有名メーカーのラベル用紙なら、Accessに最初から登録されているので、サイズを細かく測って入力する必要はありません。
もしまだラベル用紙を買っていない場合は、買う予定の製品番号をメモしておくか、「A4で12面」みたいな一般的な規格を決めておくとスムーズです。
それから、印刷のもとになるテーブルやクエリに、「郵便番号」「住所1(都道府県・市区町村)」「住所2(番地・建物名)」「氏名」といった必要な項目がちゃんと入力されているか確認しておきましょう。
特に郵便番号のハイフン(「-」)があったりなかったり、住所の番地が全角だったり半角だったりすると、仕上がりがきれいに見えないので、事前にデータを整えておくのがおすすめです。
「宛名ラベルウィザード」を使った基本の作り方
Accessには、難しい設定なしで簡単にラベルを作れる「宛名ラベルウィザード」という機能があります。
まず、Accessで使いたいデータベース(テーブルかクエリ)を選んだ状態で、上の方にある「作成」タブをクリック。
その中の「レポート」グループから「宛名ラベル」を選んでください。
すると設定画面が出てくるので、さっき確認したラベルのメーカー名と製品番号を選びます。
もし一覧に使いたい型番がない場合は、「ユーザー定義」から自分でラベルのサイズ(高さ、幅、余白など)を入れることもできますよ。
用紙の設定が終わると、次はフォント(文字の種類)やサイズを選ぶ画面になります。
ビジネス用のDMなら明朝体やゴシック体、年賀状で親しみを出したいなら楷書体など、用途に合わせて選びましょう。
文字サイズは後から細かく変えられるので、ここではとりあえず10〜12ポイントくらいにしておけばOKです。
次に出てくる画面が、ラベルの中身をどう配置するかを決める画面です。
左側にあるフィールドのリストから「郵便番号」を選んで、矢印ボタンで右側の枠に移動させます。
そのあと改行して「住所」、また改行して「氏名」という感じで並べていきます。
ここで大事なポイントが一つ。
フィールドだけじゃなくて、自分で文字を入力することもできるんです。
たとえば、氏名のフィールドのあとにスペースを入れて「 様」と書き加えれば、全部のラベルの氏名の後ろに自動で「様」がつくようになります。
配置が終わったら「次へ」をクリックして、並べ替えの順番(郵便番号順など)を決めて、最後にレポートに分かりやすい名前(例:「年賀状宛名2025」)をつけて「完了」ボタンを押します。
これで基本的な宛名ラベルの完成です。
プレビュー画面が表示されるので、確認してみましょう。
レイアウトを整えるコツと実際に使えるテクニック
ウィザードで作ったラベルは、あくまで基本的な配置なので、実際に使うにはちょっと調整が必要なことが多いです。
プレビュー画面を閉じて、「デザインビュー」に切り替えて修正していきます。
よくある調整は、郵便番号と住所のバランスを整えることです。
郵便番号はラベルの上の方に配置して、住所は長くなっても入るようにテキストボックスの幅を広げたり、「印刷時拡張」という設定を「はい」にして、長い住所が自動で折り返されるようにしたりすると良いでしょう。
また、氏名のフォントサイズを住所より少し大きくして、太字にすると、見やすくてバランスの良い仕上がりになります。
もっと細かく調整したい人向けのテクニックもあります。
たとえば、住所の長さによって文字サイズを変えたり、敬称の付け方を工夫したり。
ウィザードの段階で「 様」と入れる方法を紹介しましたが、デザインビューではもっと柔軟な設定ができます。
テキストボックスに `=[氏名] & ” 様”` という式を入れれば、氏名がちゃんと入っているときだけ「様」が表示されるようになります。
Accessのレポート機能はかなり自由度が高いので、会社のロゴ画像を端に入れたり、「料金後納郵便」のマークをラベル内に印刷したりすることもできます。
一度設定して保存しておけば、来年以降はデータだけ更新すれば同じレイアウトが使えるので、長い目で見るとすごく効率的なんです。
印刷前の確認とPDFファイルにする方法
デザインの調整が終わったら、必ず「印刷プレビュー」で全体を確認しましょう。
最初のページだけじゃなく、最後のページまで見て、長い住所が途切れていないか、文字が枠からはみ出していないかをしっかりチェックしてください。
Access の画面上ではきれいに見えても、実際のプリンターの設定や用紙の入れ方によって、ちょっとズレることがあるんです。
なので、本番のラベル用紙に印刷する前に、一度普通の紙にテスト印刷して、ラベル用紙と重ねて光に透かして、ちゃんと枠の中に収まっているか確認するのが確実です。
プレビューで問題なければ、そのまま印刷してもいいんですが、ここでは「PDFファイルにする」ことをおすすめします。
印刷プレビューの画面で、「データ」タブや上のメニューから「PDFまたはXPS」を選んで、好きな場所に保存してください。
PDF にするメリットはたくさんあります。
まず、印刷トラブルを防げること。
Accessから直接印刷すると、プリンターとの相性でレイアウトが崩れることがたまにあるんですが、PDFにしてあれば見た目通りの状態で固定されるので、安定して印刷できます。
それに、作ったPDFをメールで上司や担当者に送って確認してもらったり、USBメモリに入れてコンビニのコピー機で印刷したり、たくさん印刷するために印刷会社に渡したりと、使い道がグッと広がります。
PDFで保存しておけば、後から「あのとき誰に送ったっけ?」という記録にもなりますし、Accessが入っていないパソコンからでも印刷できます。
年賀状やDMの発送は年に数回かもしれませんが、だからこそ手順を簡単にして、ミスなく進められる流れを作っておくことが大切です。
Accessの便利なデータベース機能とレポート機能を組み合わせて、さらにPDFも活用すれば、宛名印刷の作業がグッと楽になりますよ。
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