Accessのセキュリティについてお探しですね。

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Accessのマクロがブロックされて困っていませんか?簡単に解決する方法を教えます

Accessファイルを開こうとしたら、画面の上に赤い警告が出てきて、「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました」なんて表示されて、先に進めなくなったことはありませんか?

あるいは、「セキュリティリスク このファイル内のアクティブなコンテンツはブロックされています」というメッセージが出て、VBAやマクロが全然動かない…なんて経験をした方もいるかもしれません。

実はこれ、最近のMicrosoft Officeがセキュリティを強化したことで起きている現象なんです。

インターネットやメール、会社のネットワークから持ってきたファイルに対して、「もしかしたら悪いプログラムが入ってるかも?」とパソコンが警戒してブロックしているんですね。

ファイル自体が壊れているわけではないので、まずは安心してください。

この記事では、このブロックを解除するための2つの方法を、初めての人でもわかるように丁寧に説明していきます。

一つは「ファイルのプロパティ設定」、もう一つは「トラストセンター(セキュリティセンター)の設定」です。

手順通りにやれば、安全にAccessを使えるようになりますので、一緒に見ていきましょう。

どうしてAccessのマクロがブロックされるの?「Webのマーク」って何?

まず、なんで急にこんなエラーが出るようになったのか、その理由を知っておきましょう。

インターネットからダウンロードしたファイルや、メールで受け取ったファイル、ネットワークの共有フォルダからコピーしたファイルには、目には見えない「マーク」が自動的につけられています。

これを専門的には「Mark of the Web(MOTW:Webのマーク)」と呼びます。

Windowsはこのマークがついているファイルを見つけると、「外部から来たファイルだから、中に悪いプログラムが入ってるかもしれない」と判断して、マクロ(自動で動くプログラム)の実行を止めてしまうんです。

特に2022年頃から、Microsoftがこのチェックをもっと厳しくしました。

昔は黄色い「コンテンツの有効化」ボタンを押せばマクロが動いたんですが、今はもっと強い警告である赤いバーが出るようになって、簡単には解除できなくなったんですね。

これは、最近ウイルスやマルウェアがExcelやAccessのマクロを悪用するケースが増えたからなんです。

つまり、このエラーが出るのは、パソコンがちゃんと守られている証拠でもあるんです。

だから、解決するには「このファイルは安全だよ」ということを、自分の手でWindowsやAccessに教えてあげる必要があります。

その方法を、これから2つ紹介しますね。

【解決法その1】ファイルのプロパティから「ブロック解除」する方法

一番手軽で、すぐに効果がある方法がこれです。

ファイル一つひとつに対して設定するやり方なので、特定のファイルだけを使いたいときに便利です。

インターネットからダウンロードしたサンプルファイルや、取引先から送られてきたAccessファイルを開きたいときは、まずこの方法を試してみてください。

具体的な手順

1. **エクスプローラー(フォルダの画面)を開いて、対象のAccessファイルを探します**
– もしAccessをすでに開いていたら、一度閉じておいてください

2. **ファイルのアイコンを右クリックして、「プロパティ」を選びます**
– 一番下の方にあるはずです

3. **「全般」タブの下の方を見てください**
– 「セキュリティ」という項目があって、「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。

このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。

」と書いてあると思います

4. **その横にある「許可する」または「ブロックの解除」にチェックを入れます**

5. **「適用」ボタンを押してから、「OK」ボタンを押します**

これだけで完了です!もう一度Accessファイルを開いてみてください。

さっきまで出ていた赤い警告が消えて、普通に使えるようになっているはずです。

もし、この操作をしても警告が消えない場合や、黄色い「コンテンツの有効化」バーが出てきたら、一度それをクリックすれば次からはスムーズに開けるようになります。

この方法は、ファイルの数が少ないときに便利です。

たくさんのファイルを扱う場合は、次に紹介する方法の方が楽ですよ。

【解決法その2】トラストセンターで「信頼できる場所」を設定する方法

仕事でたくさんのAccessファイルを使ったり、特定のフォルダに保存してあるデータベースを頻繁に使ったりする場合は、ファイル一つひとつにプロパティ設定するのは大変ですよね。

そんなときは、Accessの「トラストセンター(セキュリティセンター)」という機能を使って、フォルダごと「信頼できる場所」として登録してしまいましょう。

こうすると、そのフォルダに入っているAccessファイルは、全部自動的にマクロが動くようになります。

いわば、「このフォルダの中身は全部安全だから、いちいちチェックしなくていいよ」とAccessに教えてあげるイメージです。

具体的な手順

1. **Accessを起動します**
– どのファイルでもいいですが、空の新しいデータベースを作っておくと安全です

2. **画面左上の「ファイル」タブをクリックします**

3. **左側のメニューの一番下にある「オプション」を選びます**

4. **「Accessのオプション」という画面が開くので、左側から「トラストセンター」(または「セキュリティセンター」)を選びます**

5. **右側にある「トラストセンターの設定」ボタンをクリックします**

6. **左側のメニューから「信頼できる場所」を選びます**
– ここに、Accessが最初から信頼しているフォルダのリストが表示されます

7. **画面下の「新しい場所の追加」ボタンをクリックします**

8. **「参照」ボタンを押して、Accessファイルを保存しているフォルダを選びます**

9. **ここが重要!「この場所のサブフォルダーも信頼する」にチェックを入れてください**
– もしフォルダの中に「2024年度」とか「集計用」みたいなサブフォルダを作っている場合、ここにチェックを入れないと、サブフォルダの中のファイルはブロックされたままになってしまいます

10. **「OK」ボタンを押して設定を保存します**

これで完了です!これからは、そのフォルダに新しいAccessファイルを保存するだけで、自動的にマクロのブロックが回避されるようになります。

仕事の効率がグンと上がりますよ。

注意点

ただし、「ダウンロード」フォルダやデスクトップ全体を「信頼できる場所」にするのは、セキュリティ的にあまりよくありません。

専用のフォルダを作って、そこだけを登録するようにしましょう。

例えば、「C:\MyAccessFiles」みたいな専用フォルダを作って、そこを登録するのがおすすめです。

ネットワーク共有フォルダを使う場合の注意点

会社やチームでAccessを使う場合、自分のパソコンではなく、会社のファイルサーバーやNAS(ネットワーク共有フォルダ)にAccessファイルを置いて、みんなで共有することもありますよね。

でも、ネットワーク上のフォルダを「信頼できる場所」に追加しようとすると、「入力したパスはセキュリティ上の理由で使用できません」というエラーが出たり、登録してもマクロのブロックが解除されなかったりすることがあります。

これは、Windowsがネットワーク上の場所も「信頼できない場所」として扱ってしまうことがあるからなんです。

ネットワークフォルダを使えるようにする方法

1. **トラストセンターの「信頼できる場所」の画面を開きます**
– さっきの手順と同じです

2. **画面の下の方に「ネットワーク上の信頼できる場所を許可する(推奨しません)」というチェックボックスがあります**
– ここにチェックを入れます
– 「推奨しません」と書いてありますが、社内LANで使う分には、会社の情報システム部門のルールに従って有効にすることが多いです

3. **フォルダのパスは「UNCパス」で指定します**
– ネットワークドライブ(Z:とか)ではなく、`\\サーバー名\フォルダ名`という形式で指定してください
– 例:`\\FileServer\AccessFiles`
– IPアドレス(`\\192.168.1.10\share`みたいなの)よりも、サーバー名を使った方がうまくいきやすいです

それでもうまくいかない場合

以下の点をチェックしてみてください:

– **Accessの設定**:「ネットワーク上の信頼できる場所を許可する」にチェックが入っているか
– **パスの書き方**:ネットワークドライブではなく、UNCパスで指定しているか
– **Windowsの設定**:ファイルサーバーが「イントラネットゾーン」として認識されているか(これは会社の情シス部門に相談した方がいいかもしれません)

まとめ:安全に、便利にAccessを使おう

Accessのセキュリティ機能は一見複雑に見えますが、基本は次のどちらかで解決できます:

1. **ファイルごとに「Webのマーク」を削除する**(プロパティからブロック解除)
2. **フォルダを「信頼できる場所」に登録する**(トラストセンターで設定)

大事なのは、むやみに「すべてのマクロを有効にする」みたいな設定にしないことです。

それをやってしまうと、本当に危険なファイルを開いたときに被害を受けてしまいます。

今回紹介した「信頼できる場所」をピンポイントで活用する方法なら、安全性と便利さのバランスを保ちながら、快適にAccessを使えるようになりますよ。

ぜひ試してみてくださいね!

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